松山市民病院

障害者用トイレに多目的シートが設置されています。洗浄用スイッチには足踏み式スイッチもあります。

車椅子は、館内に4箇所、常時5〜6台設置されています。

市民病院でも、やはり旧棟と新棟があり、旧棟ではバリアフリーによる対応に苦慮しているようです。

旧棟には段差があるトイレがあり、板をかませているものの、改修の必要性を感じているとのことでした。一度建て替えはしたいと考えているそうですが、やはり患者さんがいるため、中々思うようにならないとのことです。

職員に関しては、受付スタッフや看護師がすぐ駆けつけられるような数は常に設置しているそうです。対応がおろそかにならないよう、看護補助さんの数を増やして人的配置増に取り組んでいる、とのことでした。

点字ブロックに関しては、赤十字病院と同様、点字ブロックで転倒される患者さんがいるため、設置はしていません。視覚障害者に対する配慮として(具体的ではありませんが)、職員が積極的に対応しています、とのことです。

愛大病院と同様、意見箱を設置しているそうです。

職員の教育に関しては、「障害者への」特別な教育は行っていませんが、障害者、健常者の区別なく、一般的な教育は積極的に行っている、とのことでした。

 対応してくださった方の対応として、どんな教育を行っても、健康な方とそうでない方との(反応の)ギャップがあり、職員に気持ちの切り替えを徹底させるのが難しい、と悩んでいらっしゃる姿勢がとても印象的でした。

※健康な状態では余裕がある方も、病気にかかると気持ちに余裕がなくなる。きつい対応をされたとき、職員の中に、腹を立ててしまう職員がいる、ということ。